脆き願い
握りしめたはずの光が 指の隙間から 零れ落ちる 空に描いた あの未来は 今は霞み 遠い影 風に消えゆく 砂の城 波に溶ける 脆き願い 何を求め 何を信じ 心はまだ 漂うだけ それでも胸に 微かな火 新たな夢を 灯せる日まで
10986年9月6日頃
5次元世界ヘリオスにて
脆き願い
握りしめたはずの光が 指の隙間から 零れ落ちる 空に描いた あの未来は 今は霞み 遠い影 風に消えゆく 砂の城 波に溶ける 脆き願い 何を求め 何を信じ 心はまだ 漂うだけ それでも胸に 微かな火 新たな夢を 灯せる日まで
10986年9月6日頃
5次元世界ヘリオスにて
大正時代に流行り病で亡くなった花奈は、魂の故郷へ還る前に、様々な次元の並行現実を旅しています。その記録を未来日詩でお届けしています。