蝶の羽根
今日 小さな蝶が 窓辺で羽根を休めていた 透き通ったような羽根をしていた もしや あの世からの旅人なのかもしれない ちょっと触ってみたら するりと消えてしまった 死というのは 消えてなくなることではなく 姿を変えて 旅立つことなのかも いつか私も蝶になって 大切な人のもとへ そっと訪れてみようかな
11992年7月18日頃7次元世界ヒミサキにて
大正時代に流行り病で亡くなった花奈は、魂の故郷へ還る前に、様々な次元の並行現実を旅しています。その記録を未来日詩でお届けしています。