トラウマ
やわらかな光の 届かない場所で 記憶は 静かに 息をしている 触れれば 壊れてしまいそうな 透明な痛みを 抱えながら それでも 心は 小さな鼓動を やめなかった 誰にも見えない傷に そっと 手を添えるように 時間は ゆっくりと 優しさの形を 思い出させる そしてある日 その痛みさえ ぬくもりに変わると知る
ロミア
複数の惑星が空に連なる異星の大地に、鋭くそびえる結晶状の塔群が広がる。光を帯びた川はエネルギーの流れのように都市を巡り、重力や時間の法則さえ緩やかに歪んでいる。その静寂の中で、高次文明の痕跡と意識に反応する環境の存在を感じ取ることができる。











