古い絵本
今日 図書館のような場所で古い絵本を見つけた 表紙には 夜空に浮かぶ大きな木が描かれていて その木には 無数の小さな家々が建っていた 不思議と その絵本を見ていると 心が落ち着く感じがした まるで あの木が私たちを守ってくれているようだ でも ふと考えると あの木だって根っこは地面にしっかりと 張っているけれど 本当は宙ぶらりんに浮いているのかもしれない 少し不安になるけれど あの絵本の世界のように みんなが 寄り添い合って生きているなら きっと大丈夫なのかもしれない
3339年10月1日頃
6次元世界リウスにて