不老不死
消えてゆくものばかりを 見つめながら 消えない何かを 胸の奥で 探している 名前もかたちも 変わり続けて それでもなお ここに在る気配 別れのたびに 零れた光が どこかでまた 灯ると信じたくて 遠い記憶の岸辺から 懐かしい声が 風にまじる 終わりに似た 静けさの中で はじまりは そっと 息をひそめている この想いが もしも途切れても 魂はきっと また 誰かを想う
36888年3月17日頃
5次元ショウレイにて
ショウレイ
巨大なアーチ状構造の内側に広がる世界では、多層宇宙が重なり合い、複数の天体が静かに浮遊する。水面は情報や記憶を映す媒体となり、尖塔の都市は意識と共鳴する中枢として機能している。自然・精神・科学が融合した、調和と探究に満ちた高次文明が息づいている。











