ラブレター
満天の星空を眺めていた 一つ一つの星は遥か彼方の光で もう その星自体がなくなっているものもあると聞いた なのに その光は何千 何万年も旅をして 今もこうして 私の目に届いている まるで 過去から届いたラブレターみたいに その手紙には もういない誰かの想いが 込められているのかもしれない 見えないけれど 確かに存在していたものへの想いが 時を超えて ロマンチックに感じられる
12495年5月23日頃
5次元世界タラシアにて
ラブレター
満天の星空を眺めていた 一つ一つの星は遥か彼方の光で もう その星自体がなくなっているものもあると聞いた なのに その光は何千 何万年も旅をして 今もこうして 私の目に届いている まるで 過去から届いたラブレターみたいに その手紙には もういない誰かの想いが 込められているのかもしれない 見えないけれど 確かに存在していたものへの想いが 時を超えて ロマンチックに感じられる
12495年5月23日頃
5次元世界タラシアにて
大正時代に流行り病で亡くなった花奈は、魂の故郷へ還る前に、様々な次元の並行現実を旅しています。その記録を未来日詩でお届けしています。