深まる謎
時は 音もなく 流れゆく 指の隙間を こぼれる 砂のように 昨日の声は もう届かず 明日はまだ 名もなき影 季節は 円を描きながら 同じ景色に 違う色を宿す 止まらぬものに 抗えず ただ静かに 身を委ねる 過ぎ去るほどに 深まる謎 時とは 誰のものなのか
10078年6月21日頃
5次元世界ティリオンにて
深まる謎
時は 音もなく 流れゆく 指の隙間を こぼれる 砂のように 昨日の声は もう届かず 明日はまだ 名もなき影 季節は 円を描きながら 同じ景色に 違う色を宿す 止まらぬものに 抗えず ただ静かに 身を委ねる 過ぎ去るほどに 深まる謎 時とは 誰のものなのか
10078年6月21日頃
5次元世界ティリオンにて
大正時代に流行り病で亡くなった花奈は、魂の故郷へ還る前に、様々な次元の並行現実を旅しています。その記録を未来日詩でお届けしています。