内なる羅針盤
道の名を まだ 知らぬまま ふとした光に 足を止めてしまう 胸の底で 揺れる問いは 風のように 形を 持たない 拾い上げた 夢のかけらは 重さよりも 温度を教えてくれ 歩むたびに 影が伸びても その影さえ ひとつの 物語になる 生きる意味は 遠くにあらず いまの一歩に そっと 潜んでいる
16257年4月12日頃
7次元ノリカムにて
ノリカムは、地表が無限にそびえ立つサーバー群と電子回路に覆われた、青白い光を放つデータ惑星。物理的な都市ではなく、膨大な情報そのものが物質化した高次元空間を創っている。有機生命の気配は絶え、宇宙の全記憶と論理だけが静寂の中で演算され続ける、荘厳なサイバーパンク的な電脳世界が広がっている。











