心の傷 静かな朝の ひかりの中で 心の傷が 少しずつ ほどける 涙は やがて 優しい雨となり 過去を…
必然という牢 すべては 始めから 決められていたのか この一歩も あの涙も 見えぬ糸が 静かに導く …
選び取るという幻 風のように 名もなく漂い 意志は 空へと 溶けてゆく 選び取るという 幻想に 光の…
輪郭のない存在 幽かな光 まとう影 肉体を離れ 音もなく 舞う 境界のない 空をゆくのは わたしであ…
肉体の幕が閉じても 風のない空を 魂はゆく 名を捨ててなお 光をまとう 肉体の幕が そっと閉じても …
私になりたい 芽吹く声が 胸に満ちて まだ見ぬ空を 指でなぞる 過去の影も やさしく抱き 痛みの粒を…
星の煌めき 身体を抜けて 雲に乗る 窓の外には 小さな地球 寝息のリズム 下に聞き 星の煌めき くす…
シャボンの境 時計の針が ぐにゃりと笑い 綿あめの雲が 空を流れる 言葉は 泡になって踊り 思考は風…