内なる羅針盤 道の名を まだ 知らぬまま ふとした光に 足を止めてしまう 胸の底で 揺れる問いは 風…
二元の世界 白と 黒が 重なり合い ひとつの 影を つくりだす 昼の 記憶に 夜が 寄り添い 過ぎ去…
必然という牢 すべては 始めから 決められていたのか この一歩も あの涙も 見えぬ糸が 静かに導く …
選び取るという幻 風のように 名もなく漂い 意志は 空へと 溶けてゆく 選び取るという 幻想に 光の…
肉体の幕が閉じても 風のない空を 魂はゆく 名を捨ててなお 光をまとう 肉体の幕が そっと閉じても …
私になりたい 芽吹く声が 胸に満ちて まだ見ぬ空を 指でなぞる 過去の影も やさしく抱き 痛みの粒を…
星の煌めき 身体を抜けて 雲に乗る 窓の外には 小さな地球 寝息のリズム 下に聞き 星の煌めき くす…
シャボンの境 時計の針が ぐにゃりと笑い 綿あめの雲が 空を流れる 言葉は 泡になって踊り 思考は風…
言葉は風 水面に映る 空の色 手を伸ばせば 波紋となる この世は ただの影絵か 灯りが揺れれば 形も…
記憶の森 夢の中で 名を呼ばれ けれど声は 風に溶けてゆく 鏡に映る 誰かの顔 それは私? それとも…